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さあ、今年もあの日がやってまいりました。
本当はもっと凝りたかったけど、やさぐれたりあたふたしてたりしたらこのくらいしかできませんでした。
いやー、もっとやりたかった。来年はあれだな、魔法少女おうか☆マギカでもやりますか!
…嘘です、冗談です。

まあともかく、明日には元に戻るのでご安心を。たぶん。
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いちねん。の1月と2月の原画どこいったんだろう。探したけど見つからないのです。
おかしいなあ、まさか捨てた…?いやそんな、いちねん。を捨てることはないと思うのですが…。
1月特に気に入ってるのに。

なんで急に原画なんか探し出したかといいますと。
アナログ絵いっぱい描いたのでちょっと机の中が窮屈になってきたのですよ。
いっつも多くなってきたら勿体無いなあと思いつつ処分してたのですが。やっぱり勿体無いなあと思い出しまして。
特に最近になって始めたスパンコールつけたりした絵とかスパンコールに申し訳なくなってきて。
それでふと思ったんですが、私の原画欲しいって方いるかしらー…と思いまして。
前だったらどうせいねぇよと思ってるとこなんだけど、ぼちぼちお友達やお客さんも増えてきたからもしかしたらいるかしらーなんて思ってきたとこなんです。
アナログ絵はアナログで見るのが一番綺麗だと思うから見ていただきたいし。
でも募集してみてやっぱりいないと寂しいんで今度ちょっとアンケートとってみようかと思います。
今手元にある原画は、いちねん。の3月と4月、オズマの風景画、いつぞやの図書館組の絵とかですかね。あとよその子絵ちらほら。
アンケートができる前にやってくれアピールしたい人は、この記事に拍手してくださればそういうことだと思っておきます。

続きからオズマの風景画の創作メモ。
大したネタバレないけどネタバレ注意です。


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ばとんとんとん   2011.03.28 // diary
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久々すぎるレデスト絵。といってもラクガキに色ぬっただけなんですが。
確実に頭でかい← そろそろレデスト更新したいです。


以下バトン!あんみつさんからいただきました!
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注:5分クオリティ。酷い。
【口調バトン】


指定はひなです。


◆誰に回すか5人を選んでください。
⇒えー5人?
じゃあ、あかねさん、きりとさん、魔王ソーさんで!
なあに、5人じゃないって?別にいいじゃない!

◆その5人との共通点は?
⇒一次創作好きってとこじゃない?
みんなオリキャラ好きよね。


◆5人のいいところは?
⇒いっぱいあるから挙げきれないわよ?

あかねさんは絵本みたいな素敵な絵を描くわね。それでいて線も綺麗だし落ち着いた色合いも素敵。
あかねさんの絵って一目であかねさんだ!ってわかるのよね。そういうのいいわよね。
あととっても優しくていい人。気配り上手よね。

きりとさんは色使いがとても綺麗ね。あと光の表現が綺麗よ。
イラスト、小説、漫画と色んなことがこなせるのが凄いわ。
とっても楽しくて素敵な人。あとキャラ一人一人への思い入れをすごく感じるわ。

魔王ソーさんは管理人にはないビビッドでかっこいい絵を描くわね。
ダークなオリキャラさん達にとっても合ってると思うわ。管理人の絵ももう少しどうにかならないかしら、あの性悪の多さにあの絵…
オリキャラへの愛情をすごく感じるわ。ゲームまで作っちゃうなんてすごい!

◆5人との出会いは?
⇒きりとさんと魔王ソーさんは某同盟の掲示板よね。
あかねさんはたしか管理人が一方的にストーキングしてリンク貼ってたら貼り返してくれたのよ。

◆この5人とは今後どうしていきたい?
⇒もちろん、仲良くしてきたいわよ。

◆5人は自分のことをどう思ってる?
⇒さあ、そんなのあたし知らないし。よく思ってくれてると嬉しいんだけど。

◆5人とは喧嘩したことある?
⇒ないわね。

◆5人は一生の友達?
⇒仲良くしていけたらいいと思ってるわ。

◆この5人への指定は?
⇒指定ね、じゃあ、

あかねさん→オズくん
きりとさん→リザルトさん
魔王ソーさん→グローミーちゃん

別にやりたくなかったら無視していいんじゃない?じゃあね!

ひな口調でしたー。そんなに特徴ある口調でもないんでやりやすかったです。


素敵頂き物!   2011.03.23 // 頂き物
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はやみ遥さんにうちのひなを描いてもらいましたー!!
やっばい、かわいいです…!!まさか憧れのはやみさんに描いてもらえるとは思ってなかったのでもう見つけた時はテンション上がりまくってました…!
この目つきがもうたまんないです。かわいい!!
ひなまつりのイメージまでしっかり汲んでくださったようで!ぼんぼりにお花に完全にお雛様席ですね。
とにかく、素敵なひなをありがとうございました!

以下おまけ。
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魔法少女まどか☆マギカのマミさん。
最初はどう見ても萌え系ですねとか思って気にしてなかったけど、見てみたら全然違った。
暗い、グロい、でも超面白い!けど見たあとにそこらへんのまどマギの広告見たら詐欺すぎて笑いそうになりました。
10話でほむらちゃんにジーン…!けど見た目はマミさんが一番好き、性格は杏子かなあー。


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粉屋るい子さん宅の翠玲ちゃんです。
雨に濡れてるイメージで。本編小説読ませていただき、そのイメージで描いてみたつもりです←

それにしてもすごく久々に水彩使いましたー。道具せっかく持って帰ってきたんだからこりゃあ一度は水彩やらなきゃ!と思いまして。
やっぱ水彩はなんか味のある絵になるとこがいいですね。それにしても髪の毛の色は緑って書いてあったはずが、完全に水色に…。
スパンコールやビーズはちょっとした遊び心です(笑
写真にビーズを縫うアーティストは見たことあるけど、画用紙に縫えるのか?と思ったんですが意外と平気でした。
最近アナログ絵が楽しくて仕方ありません。デジタル絵もいいんですけどね、何しろパソコンをいじれる時間が短くて。

次回の更新で素敵な頂き物をうpする予定!
前々回の記事に拍手くださった方、ありがとうございました!


んー、地震が起こって電車の運行が不安定なせいでせっかく抱いていた野望がパーになってしまいました。
きちっとメイクしてできるだけのお洒落して都内に出て絵本屋さん巡りツアーをする予定だったのに!
でもまあ一年ぶりに盛大にだらだらしまくる時間ができたので良しとします。だらだらしすぎてちょっと肥えてきました。
被災地に比べたら幸せに違いないわけだし贅沢は言ってらんないです。
けどそろそろ春服を買いに出かけたいなあ…

あと4ヶ月ぶりくらいに髪を切りましたー。
といっても前髪切って毛先揃えるくらいしかやってもらってませんが。
卒業してある程度伸びたらパーマかけたいなあーとか。


話は変わりますが、HPが欲しい…とか思ったり。特に創作物置き場を作りたいという意味で。
んで早速FC2のHP登録してみたんですが、作ろうとして三分で挫折したという←
全くわからんです。おかしい、学校でHPの作り方は学んだはずなのに!
学校にはHPビルダーがありましたからねー…うちありませんからねー…。頼れるのはテキスト作成ツールのみです←
まあ、後日再挑戦するつもりではありますが、わざわざHPを作らなくても、小説サイト用のテンプレを借りちゃうって手もあるかなと思ったり。
ちょうど鎮魂歌ページで今使ってるようなタイプを使えば簡単にホムペもどきができるわけで。
それなら子カテゴリが増えても邪魔にもならないし見やすいし。
ただ、その手を使うと今まで投稿した記事の管理がちょっとめんどくさかったり。
まあ、どうなるかはわかりませんが今色々考え中です。



イラリクで描いたよそ様の子。
ゴシック大好物ですv楽しかったです!

小説1つupしました。新しいのです。
タイトルは「オズマの風景画」だけど、ぶっちゃけかなりやっつけでつけたタイトルだったり←
絵のバックにいる人々は今後出す予定の人。まあ多分もっと増えます。
あ、ちなみに先言っておくと、イラストなんかカラフルめで明るい感じですが、内容ぜんっぜん明るくないので注意。
最初だからまだ明るいけど、中盤~後半が激しく暗いです。



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それは鎮魂歌の核が、核になる前の物語。
彼が物語の核心に縛り付けられる前の話。
一つ確かなのは、それが始まりの始まりであるということ。

核心の青年…彼の存在、物語をエメラルドの都に例えるならば、彼女の存在、彼女の物語は故郷カンザスといったところか。
彼にとって、その物語は耳に入り、抜けていった無数の音楽のうちの一つに過ぎないのだろう。彼の物語は長すぎるから。
けど彼女にとっては大切な一枚の絵のようなもの。永遠に朽ちない、色褪せない一枚のキャンバス。彼女の物語は短すぎた。

これは狂った画家と、その弟子の少女の物語。
失ったキャンバスを少女は見つけられるのだろうか。


少女の世界は狭かった。そしてとても奇怪だった。
小さな小屋と狭い庭。その外には行ったことがない。少女の『師匠』が言うには、「不安定だから行かない方がいい」らしい。
ここがどういう所なのか少女は知らない。少女にはここに来る前の記憶が無かった。
気が付いたらここにいた。少女は『師匠』にここがどこなのか、少女が誰なのか、尋ねたけれど明確な答えは無かった。
ただ、代わりに師匠は少女に新たな名前をくれた。名前が無ければ流石に呼びづらいらしいから。

「ルガ君、早くお茶を煎れてくれ。」

少女が貰った名前はルーガディカ・オズマ。ルガと呼ばれることもある。
そして名付けた『師匠』の名はアディリシオ・ノーム。アディとも呼ばれる。

「もう、師匠ったら。たまには自分でやってほしいのですけど。」

ルガは小さなキャンバスにポットとカップを描き…キャンバスから取り出した。
ここは不思議な世界で、描いた絵は全て本物にすることができた。当然ポットからお茶も出る。
ルガはお茶をアディの傍の机に置く。アディはルガの言ったことなど全く聴いていなかった。
ただ、四角いキャンバスに一心不乱で何かを描くだけだった。
ルガはキャンバスを覗き込む。ルガはアディが描く世界が好きだった。
ある時は紅い空の遊園地と閉じ込められた少年少女達、またある時は白と黒のアリス、廃墟の街と旅人の少女や、恋人を亡くした少年と椿の花…アディが描いた絵はまるで一つの世界。

「魔法みたいですね、師匠の絵は。」

ルガはそう言って無邪気に笑う。アディは無表情のままだったが。

「魔法?」

「はい、師匠は魔法使いさんみたいです。大魔術師様です!
 ボクもいつか師匠みたいになりたいのです。」

「俺みたいにねぇ…」

どこか皮肉っぽくそう言ってまた筆を動かす。
少女は師匠の描く絵を『魔法』と呼び、師匠を『大魔術師様』と呼んだ。師匠が『誰』か、己の名前の意味も知らぬまま。
少女にとって師匠は一本の筆から無限を生みだす大魔術師。
小さな小屋、『大魔術師』の師匠、たくさんの絵。それが少女ルガの世界。

「いいかルガ君、お茶は絶対梅昆布茶だ、お湯の温度は98度で煎れ、ミルクをたっぷり注ぐのだ。」

「もう、師匠の好みは全く理解できません…。」

仕方なくルガは言われたとおりに梅昆布茶にミルクを入れる。
アディは変な人だった。時々わけのわからないことを言うし、好みも趣味もルガには理解不能だった。
それでも、ルガはアディが好きだった。アディの描く絵が、といった方が正確かもしれないが。

「おやおや、今日のお人形はご機嫌斜めだねぇ、お嬢さんのことで何か悩み事かな?
 椿の花が落ちたのかい?そいつは面倒だ、ほととぎすが鳴いてうるさいだろうね。
 赤の女王は片割れのことが気がかりらしいねえ。そのためなら首を刈っても構わないのかい?
 廃墟の少年、あの子は少し頑張りすぎだ。赤い花が咲かないよう祈るよ。
 オズの魔法使い…あいつは、正真正銘ペテン師の悪人だ。」

いつもアディはよくわからないことを言いながら絵を描く。一体誰と話しているのか。
わけのわからない色を使い、意味のわからない描き方をし、理解しがたいものを描いているうちに一つの世界ができる。
なぜそうなるのかわからない。だからルガにはアディが『大魔術師様』に見えた。

「素敵ですね、師匠の絵は。」

アディは笑っても怒ってもいなかった。表情の変化がない。
感情を出さない代わりにこう言う。

「不思議なものだねぇ。エメラルドの都は悪しき王に刃を向けたというのに。」

ルガにはやはりアディの言うことの意味がわからなかった。
きょとんとして首を傾げるルガにアディは言う。

「今日は一つ、この絵の世界を見てみるかい?」

そして今描いている絵を指した。

「そんなことできるんですか?」

「できるとも。時間は限られるが。
 音が歴史を表すなら、絵は刹那を捉えた写真でね。
 まあ、とにかく興味があるなら見てみるかい?」

ルガは目を輝かせて頷いた。アディはルガを見下ろして笑う。
そして、アディは絵筆に絵の具を取る。描いている絵と同じ色を取ると、突然宙に絵を描き始めた。
ルガはぽかんとその様子を見ているしかなかった。一体どうして宙に絵が描けるのかわからない。そしてアディはルガを囲むように絵を描いた。
そして絵に囲まれたルガに言う。

「準備はできた。まあ、せいぜい頑張ってくるといい。」

「え、頑張らなきゃならないようなことなんですか!?」

「いや、そうでもない。」

「えー!?」

そしてアディが絵筆を振ると、ルガを囲んだ絵がみるみるうちに広がり、床や天井まで覆っていく。
絵の向こうのアディの姿も絵に隠されて消えていく。代わりに広がるのは不思議な絵の世界。
小さな小屋と師匠…ルガの世界はあっという間に絵の中の世界に変わっていった。

「さあ、行っておいで、オズマ姫。」

見送るアディの声が耳に残った。




続きでキャラ紹介。
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集合絵   2011.03.14 // 創作

明らかにリディとメディのおだんごの高さが違う…と今気づきました。ちなみに高さはメディ(黒いほう)が正しい。
久々のデジタル絵一発目。なんかやっぱり腕がなまってて苦労しました。
最終的にほとんど素材の力に頼った気がします。とりあえず背景は素材に頼りました、いつもお世話になってます。
絵の方ですが、鎮魂歌を絵ぇ一枚で説明するなら!って考えたらたぶんこんな感じだと思います。


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春が来ます。一体何を根拠にそう思うのでしょう。

なぜかその訪れはわかります。わかるのになぜまだ寒いのでしょう。

みっつめの月。様々な色が生まれ、街を染め始めます。

確実に大きくなる春の足音。それでも暖かくなるのはもう少し先。

結局マカロンは『ひな』という子にプレゼントをあげられたのかな。先月と同じ通りを歩きながらふとそんなことを思いました。
無邪気な笑顔が蘇ります。相手の子は喜んでくれたのでしょうか。
先月よりも少し暖かくなったように思います。木々にも花の芽が見え始めました。空の色も前より鮮やかになったような。
春が来る。そう思いましたがまだコートは手放せません。

その時、僕は一人の女の子を見つけました。お店の窓ガラスに映った自分の姿を見ながら、髪型を直しています。
女の子の姿は目立ちました。ピンクの花柄の着物に真っ赤なスカートを合わせたような服、頭にお雛様のような髪飾りと…あの花の髪飾りを付けていました。
マカロンが言っていた『ひな』とはあの子のことでしょうか。マカロンもピンクの服に鬼の角となかなか変わった格好でしたがこの子もかなり変わっています。
僕達『人』とは何か違う…なぜか一瞬そんな気がしました。
その時、女の子が僕に気づきました。

「ちょっと、何見てるのよ。あんた、あたしが見えるの?」

「え、見えるけど…」

僕は周りを見回しました。こんなに目立つ子なのに周りの人は全く気に留める様子はありません。
まるで見えていないかのような…

「ふぅん、マカロンが言ってた『おにーしゃん』ってあんたのこと?
 あたし達が見える人なんて、いつかの外人のおにーさん以来ね。あーでもあの人の方がイケメンだったなあ。」

イケメンじゃなくて悪かったなと僕は少しふてくされました。
それにしても、マカロンを知っているということは…

「じゃあ、『ひな』って君のこと?その髪飾り、マカロンから貰ったの?」

髪飾りのことに触れた途端、ひなはまた窓ガラスの方を向いてしまいました。

「そうよ。全くあのピンク鬼、何で今更髪飾りなのよ。もう既に一つ付けてるっての。」

なる程、容赦ないなと僕は納得しました。確かに花の髪飾りは無くても、既にお雛様の飾りが頭についているのですが。

「全くあのでしゅでしゅ野郎、ちょっと考えたら髪飾りはもういらないってわかんないのかしら、バカなんだから。
 なよっちい上にバカだしほんと嫌んなっちゃう。もう少しまともになれないのかしら。」

なんだかマカロンがすごく可哀想になってきました。酷い言われようです。本当に、女って容赦ありません。

「で、でも…似合ってると思うよ。」

マカロンの為にフォローを入れてみたつもりだったのですが、ちょっと逆効果だったかもしれません。

「あんたの意見なんて聞いてないし。」

あっさりそう返されてしまいました。マカロンが哀れでなりません。
僕は半分呆れながら言いました。

「じゃあ、嫌なら何で付けてるの?」

ひながピタリと止まりました。返事はありません。また怒らせてしまったでしょうか。
するとひなは少し頬を赤らめて目を逸らして、少し恥ずかしそうに言いました。

「だって、捨てたら…もったいないじゃない。」

そして大切そうに髪飾りを付け直しました。桃の花の髪飾り、とてもよく似合っていました。
本当に、ひなは気難しい子のようです。なかなか素直になれないところとか。
どうやらプレゼントは喜んでもらえたようです。
髪を直し終えてから、ひなは僕に言いました。

「そういえばマカロンに聞いたんだけど、あんたって結局好きな人にプレゼント渡したの?」

余計なことを、と僕は少しだけ思いました。マカロンってば一体何を言ったのでしょう。
とりあえず、事実だけ言ってやり過ごすことにしました。

「渡してないよ、渡せないし。」

「ふぅん、つまんない。」

全く、女の子ってどうしてこういう話題が好きなのでしょう。
まだ春になりきれない冷たい風が吹き抜けました。
もう春はこんなに近いはずなのに。

「じゃあね、おにーさん。
 好きな人にプレゼント、渡せるように頑張りなさい!バイバイー!」

そう言われても。反論する前にひなは背を向けて走り出してしまいました。
僕はため息をつきました。マカロンの無邪気な笑顔も、ひなの明るさや元気さも、僕からすれば遠すぎて。
3月の風が通り過ぎたその時、

「待って!」

何を思ったのか僕は急にひなを引き止めました。

「マカロンとか君とか…君達ってさ、『何』?」

どうしてそんなことを聞いたのかわかりません。
けどふと思ったのです。お雛様の髪飾り、桃の花、着物…ひなはまるで3月そのもののみたいな気が。
ひなは立ち止まって笑いました。

「桜花も前に言われたとか言ってたけど、ほんとにそんなこと訊く人っているのね。」

それからひなはイタズラっぽくウィンクしました。

「あたし達はね、『月』。」

そしてそのままひなは何も言わずに立ち去ってしまいました。
店を覗けばひなあられ。桃の木には小さな芽。まだ少し寒い風は紛れもなく3月で。
まだ冬を抜けられない僕の頭を掻き乱して風は通り過ぎていきました。


続きで毎度のごとくキャラ紹介。
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